2020年一覧

夢とロマンとチンギスハン

名古屋センチュリーシネマでやっていた「シュヴァルの理想宮」を観に行ったけど大幅に遅刻してしまい、その後上映してたテッド・バンディ(っていうシリアルキラー)の映画を観て帰ったことは誰にも言っていない。
なので結果観れてません。


岡谷公二さんの書いたシュヴァルの本。(1992年 作品社)
独自の視点に賛否あったシュヴァル本だけど、私は面白くて好きです。
映画を観られなかったんでまた読んでます。

そういえば日本のシュヴァルと名高い大阪の磯野さんのDIY城「小阪城」は、2018年の台風21号で天守閣が倒壊していたんですね…いたましいです。
再建はしないとか。
かなり前だけど見ておいてよかった!
建物は先延ばしにしていると耐震などの理由で取り壊されたりするからねーと常々思っているけれど、災害で、というのもこれから多くなるのかも。

変わった建築物、と言っても有名な建築家が建てた面白ビルよりもDIYモノに惹かれるのは、男の子的なロマンに憧れるからだと思います。
夢とロマンのある逸話が好きだから、私の中では源頼朝はチンギス・ハンだし、松尾芭蕉は服部半蔵。

私は、女の人によくあるリアリズムに縛れられがちな脳みそなので、きっとそんな話で脳を攪拌したいんだと思います。

新年早々雑談です

年があけましたが、毎日編んでます。

先日納品に行った先で、「今シネマスコーレで漫画家の大橋裕之さん原作で坂本慎太郎や岡村靖幸がでてる映画やってますよ」と言われてなんとなくその足で観に行った。
前知識なく勝手に実写だと思っていたらアニメーションで、坂本さんは主役の声優、岡村ちゃんは一瞬だけ歌声での登場だった。
実写から画起こししたロトスコープだったけど、個人的には大橋さんの画風だとペラッとしていた方が想像力が湧きやすいかな。
でもこれを監督が一人で7年かけて描いたってところは好き。

しかしそんなことより後日、この映画のプロデューサーである松江哲明さんの「ある騒動」の詳細を知ってとても驚いた。
松江哲明さんは、ご自身の2007年監督のドキュメンタリー映画撮影時のパワハラ・セクハラを、10年後の記念上映の舞台挨拶の壇上で、被害を受けた出演男性に告発されるという騒動のあった方。
私は、被害男性の加賀賢三さんがブログや取材でいきさつを語っているのをこのたび初めて読んでショックを受けた。

もちろん加賀さんの話が100%ではないだろうし、松江さん側にも言い分はあるかも知れない。
でも、何故、松江さんサイドははっきり詳細を語らんの?周辺の業界人は沈黙するの?

昨年12月に初めて公式で謝罪文が発表されたようだけど、もはや何も無かったことになっているのがうすら怖くてもう松江さん関連の作品では笑えない。
山下敦弘監督の山田孝之ドキュメント、好きだったけどなー。

正直、いきさつを知っていたら今回の映画は観に行かなかった。
作品に罪は無くとも、被害者がふたたび自尊心を傷つけまでした訴えがうやむやにされるようなこんな世の中は嫌だわポイズンだわ。

加賀賢三さんご本人は普段ドキュメンタリー製作をされている方なので、もはや観てる側とは違うステージで事を捉えていて私が憤ってる場所にはもう居ないだろうと思う。
ただの視聴者である私は、松江哲明さんのクレジットのある作品を素直に楽しめる日は永遠に来ない気がする。
それが加賀さんの本意では無くとも私はそうだなあ。

ニット関連のお知らせはインスタグラムで完結してしまうので、このH.Pの活用方法について今年は考えたいところですが、もしかしたら無くなるかもしれません。
誰も見ていなくても、こんなふうに関係ないことを書く場所はどこかで作りたい気はしていますが。