ありがとうございました。

今年の冬の納品が終了しました。
ご注文くださったみなさんありがとうございました。

新しいものを作る時期が終了すると修繕をする余裕も出てくるのでこの隙にやっています。
何年か前に買った手袋に穴が開いた、と言う友人の相談を受けてのお直し。


穴が小さいのですぐできるよ!とお預かり。


小さい穴の時によくやる方法、「チェーンステッチつなぎ」。
刺繍をやったことがある方はこの画像でわかるかと思いますが、針に糸をくるっとかけて輪っかを作るんです。
要するにニットの表編みはこの輪っかの重なりなので、お隣の輪っかに大きさを合わせて、この小さな穴の場合は縦に2〜3個の輪っかで繋ぐことができます。
見えないようにお隣の裏側で下に戻りながら何列かチェーンで繋いで、最後に表から目立たないように周囲の輪っかと縫うように辻褄を合わせます(ここが綺麗に仕上がるようにちょっと気を遣うとこかな)


こんな感じ。
渡したら「どこ直したんだっけ?」って言われました。
ね。どこ直したかわからないでしょ。

ニットの修繕はダーニングが一般的なのかも知れませんが、ダーニングが合う雰囲気のものと合わない雰囲気のものがありますよね。
あと、身につけている方の雰囲気も。
友人はシンプルでかっこいい着こなしをしている人なので、なるべく修繕感のない方法にしました。
私自身もお洒落でカラフルな「見せダーニング」があまり似合わないというのもあったり、細い番手の素朴な糸で編んだものを作ることが多いので小さい穴にはこの「チェーンステッチ法」か「なぞり法」(いつかご紹介します)、大きい穴には「編み足し法」(いつかご紹介します)で修繕することが多いです。
手織りのものや可愛らしい仕上げにしたい時はダーニングもしますし、用途や雰囲気に合わせて楽しんでやっています。

繕いにはルールも失敗もないので皆さん適当にやってみて、オリジナルの方法をどんどん編み出していくと楽しいと思います。