どうして わすれられようか。畑は おぼえている。


今月25日まで名古屋市美術館で開催している「ベン・シャーン展」、まだ観ていない方は早く観に行ったほうが良いかも知れません。
かなり点数の多い展示で1回では堪能し切れないし、多分何度も観たくなるから。

大切に所持している画集の原画も沢山観られました。

この500点に及ぶ展示作品のうち、アメリカの6つの美術館から貸与された70点は福島美術館への巡回はありません。
理由は、放射線です。

今回の巡回では、ビキニ環礁での第五福竜丸の水爆被害を描いた「ラッキードラゴンシリーズ」の展示もあります。
核問題に強い意識のあったベン・シャーンはこの事件にとても衝撃を受け、依頼よりもはるかに多い連作を描きました。
この中のメインともいえる一枚は、福島県立美術館の所蔵です。
でもアメリカの美術館所蔵のものは福島へは行きません。

1945年作の「解放」は、荒廃した建造物の前でブランコに乗って遊ぶ三人の少女を描いた、今回私が一番観たかった作品。
これもニューヨーク近代美術館所有なので福島へは行きません。

アメリカの美術館を批判する気持ちは毛頭ありませんが、考えるところの多い巡回展でした。
それより何より内容がとても充実していて、私も最終ぎりぎりでもう一度観に行く予定です。

しかしいつも思うけどベン・シャーンって、ジャズやクラシックよりも、ブルースって感じ。

名古屋市美術館 HP:http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/2011/benshahn/

ありがとうございました

先日お知らせしました宮城県の子ども達に贈るバッグですが、みなさんのご協力のおかげで必要な数が揃いそうです。
ご連絡いただいた方々、ありがとうございました。
作っていただいたバッグは、責任を持ってお届けいたします。

お知らせです

学校法人自由学園の東日本大震災支援活動メンバーの方からご連絡をいただき、宮城県内の小学校で4月から新1年生になる子ども達の為の袋物を作成する活動に協力することになりました。

気仙沼市・南三陸町・松島町・塩竃市・多賀城市・岩沼市・亘理市・山元町の小学校へ、絵本入れ・コップ入れ・文具入れの3種類のバッグを制作し、お届けするという内容です。

3種で1セット(ひとり分)になっている為、みんなで分担できるように振り分けなどしてまとめながらの作業になります。
布のお渡しや直接やりとりの出来る、名古屋市内の方歓迎です。
もしもやってみたい、気になるから概要だけでも、という方があればお問い合わせメールからご連絡ください。
追ってこちらから、詳細と作り方の図をお送りします。

3月15日頃が一旦閉め切りになりますのでちょっと駆け足ですが。

以下、気仙沼市の小学校から届いた、支援活動メンバーの方へのお手紙の一部を転載します。
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当校は、児童数412名の小学校です。(一部略)学区の沿岸部は津波で壊滅状態です。
学校の手前200mで津波は止りましたが、家を流出した子は40名弱、大規模半壊等で住めなくなった子が50名強います。親を亡くした子は2名います。現在も仮設住宅や親戚等の家に住んでいる子どもは50人を超しています。おそらく、新入学の子どもも同じような傾向にあると思います。
ですから、手作りの袋物をいただけることはたいへん有難く思います。先ほど、新入学保護者説明会で袋物の支援について話しました。お父さんが一人いて「震災で父子家庭になったので袋物をどうしようかと心配したのですが、助かりました。」という話をいただきました。
また、作成できない環境の家庭も多いと思います。
手作りの袋物は、新入学の子どもたちやその親にとっても素晴らしい贈り物になります。

雪が雨に変わる日

今日は二十四節気でいう「雨水(うすい)」。
雪が雨に変わり植物の芽が出始めるころで、昔から農耕の準備の目安になっていた日です。
日が落ちてからの風はまだまだ冷たいですが日中の日差しにはなるほど、春めいたものが感じられました。


WALLさんでの風景。
WALLさん、とても良いお店でした。


私が購入した陶の角皿?もの入れ?
戦後、日本から欧米への輸出用に作られた物でこのごちょごちょと変わった図柄はウィロー(柳)と呼ばれるパターンで、どうやら中国の裕福な娘とその家に仕える青年との身分違いの悲恋の物語が描かれているらしいです。(実話でも民話でもなくイギリス人の創作ですが)
何ともいえない違和感のある無国籍風絵付けに、このメタリックで宇宙を感じさせる釉薬・・・即決でした。

WALLさんのブログには「たまに年代や用途、新古も聞かずにパッと買い物される方がいる」と書かれていました。
そういうのってちょっと憧れますが、妄想大好きな私は古いものを見る時はやはりどんな国のいつの時代の物であるかの情報を手がかりに、その物が存在していた当時の空間や、それを使用していた人物(例えば髪の色や服装や人となりなんか)を想像してかなり長いこと楽しむので、古物のフィーリング買いは無理そうです。

ちなみにこの風変わりなウィロー皿は、誰かが使用していた気配が感じられず、もしかしたらずっとどこかの倉庫で眠っていただけかも知れませんがそういうのもまた好きなんです。

今日のトライバルアーツでは喫茶クロカワはコーヒーとキャラメルブリュレで参加。好評でした。
エットの演奏も聴けてよかった。
体は疲れましたが、気持ちにはとても良い2日間でした。

週末のこと

名古屋市天白区、植田に昨年オープンしたアンティークショップ「WALL」さん。
まだうかがった事はないのですが、男性的で渋めのセレクトとの噂を聞いて興味を持っていました。

そのWALLさんで12日から始まっているイベントに、たまにお手伝いしている出張喫茶「喫茶クロカワ」が参加するので私も行く予定です。
杉山珠美さんによる、パリで買い付けた古い暮らしの道具が並ぶイベント。
そちらは一点ものばかりなので早めに行った方が良さそうですが、喫茶クロカワは18日(土)のみの参加です。
クロカワの冬の定番になりつつある私も大好きな「ヴァンショー」(スパイスやフルーツをたっぷり漬け込んだホットワイン)が出ます。必飲。

翌日19日(日)は天白区、原のTribal Artsさんでのライブイベントに。
喫茶クロカワはこの日は少し久しぶりの自家焙煎コーヒーでの出店です。
ettのライブ、アニメーション上映、icccoや和家のごはん、レディバグのマフィンなど楽しい一日になりそうです。

WALL HP:http://www.wallofcp.com/
Tribal Arts HP:http://tribal-arts.net/

このところ体調が思わしくなくなかなか制作が進まなかったのですがそんな中、バレンタインの贈り物に珍しく色のものを編みました。
使用した毛糸はROWAN社のシルク混のツイードでとても手触りが良く、発色も気に入っています。


ROWAN社はイギリスで1980年代初頭にスタートしたブランドで、もとはラグの手作りキット用の毛糸を作っていたそうです。それが優秀なデザイナーの力であっという間に世界的な毛糸のトップブランドに。
実際に品質・発色共に納得できるものばかりで編み心地も良いんです。
普段無染色のピュアウールを使っている事もあり尚更、「糸をデザインする」ということに意識が向きます。
今年は色のものをもっと編んでみたい。

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