ミトン+シャツマフラー


penelope plusとのコラボレーション「ミトン+シャツマフラー」。
galerie P+ENの店頭でご覧いただけます。

ミトンは取り外し可能で、シャツマフラーと別々にも使えます。
少量生産の限定品なのでお早めに。



galerieP+ENは、東京・名古屋のスタイリスト、デザイナー、アートディレクター、イラストレーター、アーキテクトといったクリエイター達によるギャラリーショップ。
独自の審美眼で扱っている商品はもちろん、そこに居るスタッフの方を含め空間ごと楽しめる貴重なお店です。

ミトンのモデルは私もファンである手芸&音楽家のレイチェル。
似合ってる!

galerie P+EN HP :http://www.pp-en.com
Rachael Dadd myspace:http://www.myspace.com/rachaeldadd

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。

素材について


遅ればせながら、私がメインで使っている無染色ウールの毛糸についてお話しします。
耳当て、帽子、マフラーなど肌に直接触れるものに使用している茶とベージュの糸は、タスマニア産のメリノ改良種の羊から出来ています。
実際にご覧になった方はおわかりだと思いますがこのなんともいえない深く優しい茶の発色、染めていない羊毛としては珍しいものなのです。
というのも白い毛の羊は放っておけば勝手に産まれるのですが、有色の羊は専門知識のもとで改良していかなければ産まれないらしく、そのタスマニアの牧場主さんはメリノから他種を交配させて茶色い羊たちを作るのに実に20年の歳月を要したそうです。
(こんな色の羊がたくさん居る景色を想像すると楽しいですよね。)

紡績はオーストラリアの小さな個人工場が100年前と変わらない道具と行程で、原毛に負担をかけないように大変な時間をかけて行いました。
羊そのままのワイルドさに加え、油分も適度に残っているのでしっとりと柔らか。
ところどころ混じったネップやフリースも良い表情を作っています。

市販の毛糸で行われているような、色を均一にする為の脱色や毛玉防止加工、縮み防止加工もしていませんのでお手入れには多少気を使っていただく必要があるかも知れません。
・・・といっても毛玉が出来たらハサミで取る、お洗濯は30度のぬるま湯で手洗い後に平干し、といった簡単なことですが。

私が編み物で物づくりを始めるきっかけは正にこの毛糸との出会いがあったからでした。
この毛糸で自分用の帽子やセーターを編む為に、それまで嗜む程度だった編み物を真剣に始めたことが今に繋がっているのです。

そんな貴重な毛糸ですが、今は生産が休止(中止、かもしれません)しており、私の手元にある限られた在庫で少しづつ編んでいるのが現状です。
休止の理由は、紡績工場のお休み(もしかしたら閉鎖)です。
ゆっくり大切に物を作っていくのは何かとサイクルの早いこのご時世においてとても大変なことで、世界中でそういった手作業のものが消えていくことを余儀なくされているのでしょう。

私のしている手編みも然り。
つい最近読んだ記事で、dosaのクリスティーナ・キムさんが伝統工芸と工業製品の関係について言及されていたのを思い出します。
続けていける状況を作ることも、重要な努力のひとつなのかも知れません。

ひとまずは思いを込めて紡がれた糸、無駄のないように丁寧に編んでみなさんにお分けできたらと思います。

冬時間 展

カミヤベーカリーさんでの「冬時間 展」が始まりました。
私も編み物で参加しています。

神谷さんがpandでの展覧会の際に購入された帽子。
神谷さんはこの帽子がとてもお似合いで、ご質問も度々あるということなので今回はカミヤモデルの同型(ほぼ)で作らせていただきました。
その他帽子が数点。すべて無染色ウール使用です。

私以外の参加作家さんがた:
tabularasa(ろうそく)
ie(焦がし絵ツリー)
Marketa Vranova(チェコの切り絵)

16時からはロウソクに火が灯って、冬の夕刻ならではの時間が過ごせそうです。
私もカミヤベーカリーさんのパンとスープを楽しみに、ゆっくり遊びに行きます。

会期: 2011/12/6 tue.-12/29 thu.
会場:
kamiya bakery
名古屋市千種区春里町4-1-11
http://kamiyabakery.com/index.html

せってん


カミヤベーカリーさんへの納品後、ギャラリーハスタクティで開催されている展覧会「せってん」を観に徳林寺へ。
創造に必要なものがすべてそこにあるような、描いた人の温度を直接感じるような作品の数々に、私は師走の多忙にぼんやりとしていた自分の心がガサっと動く音を聞いた思いでした。

エイブルアート、アウトサイダーアート、アールブリュット、呼び方は色々とあって専門家の間では議論にもなるようですが、力のある絵を前にしてはカテゴライズの概念などぜんぶ飛んでしまうことでしょう。

夏に拝見した時にも印象的だった星屋太一さんの作品もあり、ご本人にもお会いでき、ちょっと将来が楽しみになるようなお話もさせていただいたりと足を運んで良かったなあと思える良い時間でした。


展示自体は今日までだったのですが、「せってん」のH.Pで展示の様子や作品の写真をたくさん見ることができます。

まるとくプロジェクト せってんHP : http://t-project2011.tumblr.com/

納品したカミヤベーカリーさんの展示については追って詳細をお知らせします。

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